愛犬のお風呂で病気に!?正しい入浴方法とトラブル対策を今すぐ解決

シャンプーのコツや注意点ってあるんだろうか? 飼育

あなたは愛犬をお風呂に入れてあげていますか?

「お風呂は体の清潔を保つために必要な行為」として、毎日シャンプーでゴシゴシ洗っていませんか?

もしそうなら今すぐお風呂に入れるのはやめてください!

頻度の高いお風呂は犬の肌を傷め、皮膚病を引き起こす恐れが高いです。

このページでは、室内犬の健康の為にしっかりマスターしてほしい、犬の入浴方法や大切なポイントを要点をまとめて解説します。

愛犬の健康の為に、お風呂の方法をしっかりマスターしましょうね。

お風呂に入れるメリットって何だろう?

犬は水に入ることを「好む品種」と「好まない品種」があります。もちろん個体差はありますが、ほとんどの子が水が嫌いです。

なぜ嫌がる子にお風呂を入れないといけないのか?入浴のメリットを一度確認しましょう。

体の清潔さを保つ

当たり前ですが、入浴の基本は体の清潔を保つこと。

特に室内犬の場合、体の汚れで部屋を汚してしまいます。清潔に保ち、綺麗な状態にしてあげたいですね。

ノミ・ダニ対策

お風呂はノミ・ダニを退治する効果がある

体を清潔にするのと同時にノミやダニ退治もできます。

ノミやダニは放置すると犬が居たがるばかりか人間にも噛みついてきて病気の原因にも。

お風呂に入れてあげるとこでノミが溺れて死んでくれます。お風呂に入浴させることは一番のノミ退治なんですよ。

どのように洗えばいいの?入浴前に知ってほしい3つのポイント

いざ入浴させようとしても、頻度や方法を知らないと犬がますます水嫌いになってしまいます。入浴前に知ってほしいポイントを3つ確認しましょう。

入浴頻度は一か月に一回でOK!入浴タイミングはいつがいい?

入浴回数は基本的に一か月に一度でOK

入浴のタイミングは「決めた日」「ひどい泥汚れを浴びた」「登山やアウトドアなどに連れて行った」など。それ以外の場合は温かいタオルで汚れを拭く程度で問題ありません。

犬は人以上に汚れに対しての免疫力が強いです。むしろ人がシャンプーや石鹸で体を洗い過ぎた結果、本来の免疫が落ちてしまっています。

皮膚の厚さも違います。犬の皮膚の厚さは人の1/5~1/6ほどしかない。なので刺激や乾燥に弱く、皮膚のトラブルを起こしやすい。シャンプーは少なからず肌に刺激を与えるので、頻度の高いシャンプーは皮膚病の原因にも。

月に二回までなら問題はありませんが、月三回以上の入浴は汚れに対しての免疫力を低下する可能性があるので注意してください。

散歩あとや雨に濡れた程度だとタオルで拭くだけでいいよ。

お風呂の温度は最高38度!

お風呂に入れた上げる際の温度は最高38度。一部の獣医師は35度がベストとも。

人だとぬるま湯ですが、犬は人より皮膚が強くないので、この温度が適温なのです。

これは犬が毛で覆われているので、お湯を浴びた後の体温調整が人よりスムーズにいかない(体温がなかなか下がらない)から。

油汚れも35度以上でスムーズに落ちるので、お風呂は35度~38度の間にしましょう

嫌がる・怖がる・暴れる子をお風呂好きにするには?

犬は基本的に水を怖がります。特にシャワーは「音が怖い」「視覚的に恐怖」を感じる子が多いです。

なので、初めてのお風呂は桶にお湯を入れてあげて足湯だけにしましょう。シャワーヘッドを外すのも効果的

足湯が慣れてきたらなったら次の段階に進みます。

<犬が入浴に慣れさせる順番>

  1. 足湯で水に慣れさせる
  2. 軽く体にお湯をかける
  3. シャワー(シャワーヘッドは外す)で軽く体を濡らしてあげる
  4. 少しずつ体を洗ってあげる
  5. 湯舟に浸からせてあげる
  6. シャンプーに挑戦

※各段階を数日~数か月かけて行う。
※1つの段階が出来たら褒めてあげてお菓子を与える

一番大切なのは「ひとつが出来たら褒めてあげる」こと。犬が水に濡れることは本来非常にストレスを感じる行為。恐怖心を軽減させる為に、頭をなでたりお菓子をプレゼントしてあげましょう。

保護してあげた子犬の場合、緊急性があるなら最初からシャワーで体を洗ってあげよう。小さい子犬の頃から入浴の習慣があると、大きくなっても大人しく体を洗わせてくれるよ。

犬の洗い方って?各パーツごとに大切にポイントを覚えよう

大切な愛犬がお湯に慣れてきたら、ついにお風呂デビュー。とはいえ、初めてだと飼い主も「どんな風に洗えばいいのかわからない」。人間みたいにゴシゴシ洗ってしまうと犬が痛い思いをしてしまい、お風呂に入りたがらなくなります。

パーツごとの洗い方と大切なポイントをしっかり理解しましょう

お風呂に必要な道具を用意しよう

お風呂グッズは入浴トレーニングの時から用意したほうがいいです。

必要な道具は以下の通り。

<犬のお風呂に必要なグッズ>

  • 犬用バスタブ
  • スリッカー(ペット用ブラシ)
  • 犬用シャンプー
  • 吸水バスタオルを複数
  • ドライヤー
  • テッシュ

犬用のバスタブは大きさが色々あるので、愛犬のサイズに合ったものを選びましょう。

一番悩むのが犬用シャンプーの選び方。簡単にまとめると「小型の室内犬は乾燥肌タイプ」「少し体が大きめの子」や「外で暮らしている子」は皮脂タイプを選べば問題ありません。

タオルやドライヤー、テッシュは人用で問題ありません。

湯舟に浸かる?シャンプーする?

「お風呂に入る」と言っても、湯舟に浸からせるだけのこともあればシャンプーでしっから洗ってあげることもあります。

月に2回お風呂に入れる場合、片方は湯舟だけにして体は簡単な手洗いのほうが犬の肌に負担がかかりません。湯舟に浸からせるだけでノミやダニは死滅しますし、汚れも目立つものは手洗いで殆ど落ちます。

なので、シャンプーをする入浴は月に1回。他は湯舟に浸からせるだけにとどめておきましょう。

どの順番でシャンプーをしてあげればいい?

犬の体を洗う場合、基本は「下と後ろ」から洗います。

シャンプーする順番

<犬をシャンプーする順番>

  1. 前足・後ろ足
  2. お尻周り
  3. 背中
  4. 頭・顔

前足・後ろ足は一番汚れる場所。優しく手で揉み洗いしてあげましょう。爪でケガをしないように気を付けてください。

お尻周りを洗う際は親指で軽くこするようにします。トリマーさんレベルになると「肛門腺を絞る」という行為をしますが、一般の人はそこまでする必要はありません。

「肛門はウンチがついて汚い」と思う人も多いでしょう。実際不衛生なので、最初にしっかりお湯で洗ってあげましょう。お風呂が終わったら手洗いも忘れずに

胸を洗う際はシャワーヘッドを上に抜けて、下からかけて上げます。胸は汚れやすい部位なので、シャンプーを使用する場合はしっかり泡立ててください

背中はお尻から頭の順に洗ってあげます。余裕があればお腹も洗ってあげてください。

頭や顔は手洗いで。目や耳に水やシャンプーが入らないように軽く濡らして手で汚れを落とすだけでOK。人によっては顔をスポンジで洗うことも。最悪、顔は濡れたタオルで拭くだけでも問題ありません。

もし、耳に水が入ってしまったら綿棒やティッシュなどで優しくふき取ってください。放置すると中耳炎の原因になります。

入浴時間は長くても30分!

入浴時間は長くても30分。湯舟に浸からせる場合は10分程度にとどめておきましょう。

上でも説明しましたが、犬は人より体温調整がうまくできません(人の体温調整能力はかなり高い)。30分以上の長い入浴時間だと犬はのぼせてしまいます。

30分以下でも犬が「ハァハァ」し始めたらのぼせてきた合図なのでお風呂を止めてあげましょう。

同じ桃太郎の仲間のお猿さんは毛が長いのに温泉に長く入ってるよね。これは「雪国の温泉」でお風呂に入っているから。毛は冷めた熱を逃がしにくいという特性があるからなんだ(人は熱しやすく冷めやすい)。家庭だと氷点下にならないからデメリットになっているけど、自然界ではメリットなんだよ。

入浴後はしっかり乾かす

入浴後はタオルとドライヤーでしっかり乾かしてあげましょう。

犬は人とは違い毛で覆われているので雑菌が繁殖しやすい。特に生乾きだと雑菌が繁殖しやすい環境になり、皮膚病を引き起こす恐れも。

しっかり丁寧に乾かしてあげましょう。

病気の時にお風呂に入れても大丈夫?

「犬が病気の時ってお風呂に入って大丈夫なのだろうか?」
「清潔に保ったほうが病気が早くなるかもしれないけど、悪化するのも怖いし…」

こんな時って悩みますよね。

最終的な入浴の判断は「担当の獣医師」から助言をもらうのが一番

皮膚病になった場合は症状によって「シャンプーOK」「湯舟に浸かるのはOK」「シャワーのみOK」「タオルで拭く程度のみ」と変わっていきます。更にその子の体質によっても変動してしまいます。

「○○病は絶対にお風呂OK」というものはありません愛犬が病気にかかったら必ず病院で診断をしてもらい、入浴しても大丈夫か聞きましょう

始めてても安心!愛犬用のオススメ人気入浴グッズをご紹介

初めて愛犬に入浴させようとするとき、一番悩むのが「グッズ選び」。近くにペットショップがあれば店員さんに相談すればいいのでしょうが、少し遠い場合は自分で探さないといけません。

なので、ペットの入浴が簡単になる専用グッズをご紹介!商品選びの参考になれば幸いです。

ペットドライルーム【ドライヤー】

ベットドライルーム

価格:22000円
サイズ:720(W)×470(D)×480(H)mm

ペットドライルームは室内型のドライヤー。

入浴後に軽くタオルで拭いた後、ペットをこの中に入れてスイッチを入れるだけ。消音なのでペットは嫌な思いをしません。

最初は知らない場所に入れられて不安がります。なので上には透明なビニールと手を入れやすいファスナーが付いています。顔を見せながら頭をなでたりお菓子を与えてあげましょう。1回辺りの乾燥時間は15分が目安になります。

ペットドライルームを使用しているシーン

簡単に組み立てられるので持ち運びもラクラク。出かける際のペットバックとして使用したり、寝床として活用できます。

中型犬までなら利用可能なほど大きいのも好ポイント。値段は少し高い22000円ですが、手間とメリットを考えたら非常にお得です。

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アイリスオーヤマ BO-800E(バスタブ)

アイリスオーヤマ BO-800E

価格:3281円

特別な理由がない限り、犬用のバスタブはアイリスオーヤマさんが販売しているバスタブ一択

様々なペットショップで購入できる上に機能性がバツグン。

  • 犬の顔だけを出せる設計なので、耳や顔に水が入りにくい
  • シャワーヘッドを置く場所があるので、シャンプー時に手を放しやすい
  • 底は滑り止めがあるから愛犬が転ばない
  • 溜まった水を吐き出せる水抜き栓がある
  • 透明な部分は取り外しOK
  • 小型犬から大型犬まで洗える

本当に使い勝手がいいのです。これだけの機能が備わっているのはこの商品だけ。ほとんどのペットショップで販売されているので、「今すぐほしい」という場合はそちらで購入するといいですよ。

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Splink 犬用 バスローブ

Splink 犬用 バスローブ

価格:1190円(XS)~2090円(XL)
サイズ:XS S M L XL

サイズは以下の通り。

サイズ 背中の長さ 重さ(kg) 価格(円)
SX 30cm 0.14 1190
S 40cm 0.23 1350
M 50cm 0.31 1520
L 60cm 0.44 1860
XL 70cm 0.58 2090

愛犬の背中の長さ(首から尻尾の付け根まで)を測り、サイズに合ったものを選びましょう。

素材はマイクロファイバーで吸水性が非常に高く、ドライヤーを使用する時間を短縮できます。タオルに付いた毛も簡単に取れる設計なので掃除もラクラク。

ただ、最初は色落ちしやすいので、購入後は一度洗濯してから使用しましょう。Amazonで購入する

ケルベロスがまとめる「愛犬の入浴に大切な3つのこと」

  1. 清潔感やノミ・ダニ対策にお風呂は入れるべき。
  2. 頻度は月に1~2回でいい。それ以上は犬の体に負担がかかる。
  3. シャンプーをする際は下から後ろから。病気なら医師に相談してから入れるべき。

犬も生活をしていれば体が汚れてくるのは仕方がないこと。だけど毛のおかげで人間より汚れに対しての耐性が強いから、必死になって洗浄する必要ないんだ。ノミやダニは入浴すれば溺れて死んでくれるからそっち目的が重要になってくるね。

普段はタオルで軽く拭いたり、湯舟に浸からせてくれればいいよ。シャンプーは洗浄力は高いけど刺激が強いので月に1回にしてね。

シャンプーは足→お尻→胸→背中→顔の順番で。顔は耳や目に水やシャンプーが入らないように気を付けて。温かいタオルで軽く拭いてあげるだけでも問題はないよ。

入浴後はしっかりドライヤーで乾かしてね。

最近は入浴に便利なグッズがいっぱいあるから、快適なお風呂ライフを築きたいなら使ってみるといいよ。

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